「プログラミングを習わせる前に、まずタイピングの練習をさせた方がいいの?」と迷う保護者は多いものです。結論から言うと、最初のうちはタイピングができなくても問題ありません。でも、ある段階からは練習しておくと学習がぐっとラクになります。この記事では、タイピングが必要になるタイミングと、家庭でできるやさしい始め方をまとめました。
そもそもタイピング練習は必要?
子どもが最初に学ぶプログラミングの多くは「ビジュアル言語」と呼ばれるタイプです。代表的なのがScratch(スクラッチ)で、文字を打つ代わりに、命令の書かれたブロックをマウスでつなげて作品を作ります。つまりキーボードがほとんど使えなくても始められるので、入り口の段階ではタイピングは必須ではありません。
一方で、Pythonなどの「文字を打ち込むプログラミング(テキスト言語)」に進むと話は変わります。コードを1文字ずつ正確に打つ必要があるため、タイピングが苦手だと、考えるより先に「打つこと」で疲れてしまいます。ここでタイピング力の差が出てきます。
タイピングを始める目安の年齢・タイミング
厳密な決まりはありませんが、目安として次のように考えると分かりやすいです。
- 未就学〜小学校低学年:ビジュアル言語で「作る楽しさ」を優先。タイピングは無理に始めなくてOK。
- 小学校中学年ごろ:ローマ字を習い始める時期。遊び感覚で少しずつ慣らすのに向いています。
- 小学校高学年〜中学生:テキスト言語に挑戦するなら、ここでタイピングが武器になります。
ポイントは「ローマ字を学校で習うタイミング」と重ねること。ローマ字が分かるとタイピングの理解が早く、勉強の相乗効果も期待できます。
家庭でできるおすすめの練習法
お金をかけなくても、家庭で十分に練習できます。続けやすい工夫を紹介します。
- 無料のタイピングゲームを使う:子ども向けの無料練習サイトが多くあります。ゲーム感覚なら飽きにくいです。
- 1日5〜10分を目安に:長時間より「短く毎日」が上達の近道。気が向いた日だけでも構いません。
- 正確さを先、速さは後:最初から速く打とうとせず、まずは正しい指で打つ習慣を。
- 好きな言葉を打つ:好きなゲームや動物の名前など、本人が打ちたい言葉だと続きます。
なお、教室によってはレッスンの中でタイピングも自然に身につく仕組みを用意しているところがあります。学び方の違いはおすすめ教室の比較もあわせて見ると選びやすくなります。
よくある質問
Q. タイピングが遅いと、プログラミングは習わせない方がいいですか?
A. その必要はありません。最初はビジュアル言語から始められるので、タイピングが遅くてもまったく問題なく学べます。学習を進める中で、必要になったタイミングで少しずつ練習すれば十分間に合います。
Q. 自己流のタイピングでも大丈夫ですか?
A. 慣れてくると自己流の打ち方が癖になりがちです。可能なら早めに「ホームポジション(指の基本の置き場所)」を意識すると、後々スピードも正確さも伸びやすくなります。ただし、まずは楽しく続けることが最優先です。
まとめ
タイピングは、プログラミングを始める前の必須条件ではありません。ビジュアル言語なら不要ですし、本格的に文字を打つ段階になってから、遊び感覚で少しずつ慣らせば大丈夫です。お子さんのペースを大切にしつつ、無理なく始めてみてください。タイピングまで自然に身につく環境で始めたい方は、下のボタンから教室をチェックしてみましょう。