プログラミング教室を検討するとき、「ただでさえ動画やゲームで画面を見ているのに、習い事でもっと増えるのでは」という心配は自然なものです。実際に画面に向かう時間は増えます。ただ、その中身をひとくくりにしてよいかは、少し立ち止まって考える価値があります。
「見る時間」と「作る時間」は同じではない
動画を見たり配信されたゲームを遊んだりする時間は、基本的に受け取る側の時間です。一方でプログラミングの時間は、自分で組み立て、思ったとおりに動かないところを直していく時間になります。同じ「画面の前の1時間」でも、子どもがしていることは違います。
もちろん、作る時間なら無制限でよいということではありません。目や姿勢への負担は変わらないため、時間の管理そのものは必要です。
家庭でルールを決めるときの考え方
「1日◯分まで」と全体の総量だけで決めると、教室の課題に取り組む時間まで削られてしまうことがあります。次のような分け方をしている家庭もあります。
- 受け取る時間(動画・ゲーム)と、作る時間(制作・課題)を別枠で考える
- 時間ではなく「ここまで作ったら終わり」と区切りで決める
- 寝る前の時間帯だけは共通のルールにする
- 週末にまとめて取り組む日を決めておく
特に「区切りで決める」は、プログラミングと相性のよい方法です。作りかけで急に中断されると子どもの不満が残りやすく、きりのよいところまで進めてから終える形にすると、切り替えがしやすくなります。
目や姿勢のことは別に考える
画面との距離、部屋の明るさ、休憩の取り方は、内容が何であっても共通して気をつけたい点です。気になる症状があるときは、時間の長さだけで判断せず、医療機関に相談してください。
教室選びで確認しておくとよい点
1回のレッスン時間や、家庭での課題の量は教室によって差があります。「教室の時間内で完結するのか」「家でも取り組む前提なのか」を体験のときに聞いておくと、家庭のスケジュールに組み込みやすくなります。教室ごとの進め方の違いは子ども向けプログラミング教室おすすめでも紹介しています。
よくある質問
Q. 教室に通うと、家でも毎日パソコンを触ることになりますか。
教室によります。レッスン時間内で完結する形の教室もあれば、家庭での制作を前提にした教室もあります。家庭の方針に合うかどうかは、申し込み前に確認しておくとよいでしょう。
Q. ゲームを作らせると、かえってゲーム好きが加速しませんか。
作る側に回ると、遊ぶだけのときとは関心の向き方が変わることがあります。ただ個人差は大きいので、家庭のルールは変えずに続けるのが現実的です。
まとめ
プログラミング教室に通えば画面に向かう時間は増えますが、受け取る時間と作る時間を分けて考えると、ルールは決めやすくなります。レッスン時間や家庭での課題の量は教室ごとに違うので、体験の際に確認してみてください。
