プログラミング教室の案内を見ていると、「考える力が育ちます」という言葉によく出会います。ただ、この表現は抽象的で、具体的に何が身につくのか分かりにくいと感じる保護者も多いのではないでしょうか。
やりたいことを手順に分ける
「こういう作品を作りたい」という目標を、実現できる小さな手順に分けていく作業があります。大きな目標を小さなステップに分解する練習は、プログラミング以外の場面でも役立つ考え方です。
うまくいかない原因を絞り込む
思った通りに動かないとき、どこに原因があるのかを一つずつ確かめて絞り込んでいく必要があります。この試行錯誤の過程が、いわゆる「考える力」として語られることが多い部分です。たとえば、うまくいかない場面で闇雲にボタンを押し続けているのか、それとも「ここまでは動いた」という手がかりをもとに範囲を絞っているのかで、身につく実感は違ってきます。横で見ている保護者が、その違いに気づいてあげられるかどうかも一つの視点になります。
条件を整理する
「こういうときはこう動く」という条件を整理する作業も欠かせません。複数の条件が絡み合う状況を頭の中で整理する練習になります。
作り直す前提で進める
一度で完成させようとせず、試しては直すという前提で進める姿勢も身につきやすい要素です。ただし、これらは通うだけで自動的に身につくものではなく、詰まって考える時間を積み重ねることで少しずつ育っていくものと考えたほうがよいでしょう。
教室選びで見ておきたいこと
体験教室では、講師が答えをすぐに教えてしまうのか、子ども自身に考えさせる時間を用意しているのかを見てみるとよいでしょう。詰まる時間をどう扱っているかは教室によって差があり、子どもの様子を見ながら合いそうな進め方を選ぶ手がかりになります。
よくある質問
Q. 考える力は短期間で身につきますか。
断定はできません。詰まった経験を重ねる中で少しずつ育っていくものとされており、個人差もあります。
Q. 家庭でも同じような力を育てられますか。
手順を分けて考える、原因を絞り込むといった場面は日常生活にもあります。教室に限らず、家庭での関わり方も影響すると考えられます。
まとめ
「考える力が育つ」という言葉は、手順に分ける、原因を絞る、条件を整理する、作り直すといった具体的な動きに分解できます。子ども向けプログラミング教室の料金相場もあわせて確認しながら、教室選びの参考にしてみてください。
