未就学のお子さんに「そろそろ考える力を育てたいけれど、画面を見せるのはまだ早い気がする」と感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。実は画面がなくても、ブロックやカード、絵本などのおもちゃを使って「順番を考える」「間違えたらやり直す」というプログラミング的思考を育てる方法があります。これは「アンプラグド教材」と呼ばれ、2020年の小学校プログラミング教育必修化を機に、就学前の準備として注目されるジャンルです。この記事では画面を使わない教材の代表的な種類と、その先にあるオンライン教室へのステップアップの目安を紹介します。
画面を使わないアンプラグド教材の主なジャンル
- 命令カード・シーケンスカード型:「まっすぐ進む」「右に曲がる」などの動きが描かれたカードを並べて、キャラクターやおもちゃを目的地まで導くタイプ。順序立てて考える力が身につきます。
- ボードゲーム・すごろく型:迷路やマス目のボード上で、限られた指示の組み合わせをカードやサイコロで決めて進めるタイプ。家族で対戦しながら遊べる商品が多いのも特徴です。
- プログラミングロボットトイ(画面不要タイプ):本体のボタンやブロックで動きを設定し、スマホ画面を使わずに走らせるロボット。試行錯誤しながら結果を目で確認できます。
- 絵本・知育書型:物語の主人公と一緒に「もし〜なら」「くり返す」といった考え方に触れる絵本。読み聞かせの延長で自然に概念に親しめます。
画面学習へのステップアップの目安
アンプラグド教材で「順序」「条件分岐」「繰り返し」といった感覚に親しんだあとは、年長〜小学校低学年ごろを目安に、タブレットやパソコンを使うビジュアルプログラミングへ移行する家庭が多いようです。ただし年齢はあくまで目安で、お子さんが「自分で試して確かめたい」という様子を見せ始めたタイミングが一つのサインになります。無理に画面学習を急がず、アンプラグド教材で十分に遊び込んでから次の段階を検討すると、抵抗なく移行しやすくなります。実際にどのオンライン教室が合うか迷ったときは、おすすめ教室の比較で年齢別の特徴を確認しておくと選びやすくなります。
よくある質問
Q. アンプラグド教材だけで小学校のプログラミング教育に対応できますか。
A. アンプラグド教材は考え方の土台づくりに向いていますが、必修化された授業では実際にパソコンやタブレットを操作する場面もあります。就学前の準備段階として取り入れ、年齢に応じて画面を使う学習にもつなげていくのがおすすめです。
Q. どのジャンルから始めればよいか迷います。
A. 決まった正解はありませんが、パズルや順番を考えるのが好きなお子さんにはカード型やボードゲーム型、体を動かしたりロボットが動く様子を見るのが好きなお子さんにはロボットトイが親しみやすい傾向があります。普段の遊び方を観察して選ぶとよいでしょう。
まとめ
画面を使わないアンプラグド教材は、カード・ボードゲーム・ロボットトイ・絵本など多様なジャンルがあり、就学前からプログラミング的思考の土台を育てられます。年齢や興味に合わせて無理なく取り入れ、お子さんの様子を見ながら画面を使った学習へ段階的にステップアップしていくとよいでしょう。
