プログラミング教室に通わせてみたら、子どもが作るのはゲームばかり。「せっかく習っているのだから、もう少し役に立つものを作ってほしい」と感じる保護者の方は少なくありません。ただ、ゲームを作る過程で子どもがしていることを分解してみると、見え方が変わってきます。
ゲームを作るときに起きていること
単純に見えるゲームでも、動かすまでには順序立てた指示が必要です。
- キャラクターをどう動かすか決める(順序)
- ぶつかったらどうなるかを決める(条件分岐)
- 敵を何体、どの間隔で出すかを決める(繰り返しと数値の調整)
- 点数をどう数えるかを決める(変数の扱い)
これらはプログラミングの基本そのものです。ゲームという題材が、本人にとって意味のある目的を与えているだけで、身についている考え方は他の題材と変わりません。
「面白くない」と気づけることの価値
ゲーム制作には、他の題材にはない要素があります。自分で遊んでみて「これはつまらない」と分かってしまうことです。難しすぎる、簡単すぎる、動きが気持ちよくない。そこから調整に戻る流れは、作ったものを人の目で見直す練習になります。
それでも気になるときの向き合い方
ゲーム以外にも広げたいときは、禁じるのではなく、隣に別の選択肢を置く形が現実的です。
- 家族に使ってもらう小さな道具(タイマー、当番決めなど)を一緒に考える
- 自由研究や学校の課題と結びつける
- 作品を発表する機会のある教室を選ぶ
誰かに使ってもらう前提ができると、作るものの幅は自然と広がっていきます。
よくある質問
Q. ゲームばかり作っていて、将来につながるのでしょうか。
題材がゲームであっても、順序・条件・繰り返しといった考え方は共通です。学年が上がるにつれて扱う題材は変わっていくので、今の題材だけで判断しなくてよいと思います。
Q. 作ったゲームで遊んでばかりで、次に進みません。
作ったものを遊ぶのは、動作を確認する時間でもあります。気になる場合は「次はどこを直したい?」と聞いてみると、作る側の視点に戻りやすくなります。
まとめ
ゲーム制作は、子どもにとって続ける理由になりやすい題材です。中で使われている考え方は他の題材と変わらないため、急いで方向転換させる必要はありません。作品を発表する機会がある教室なら、人に見せる意識も自然と育ちます。教室ごとの特徴は子ども向けプログラミング教室おすすめもご覧ください。
